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@ -181,6 +181,7 @@
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@ -7,6 +7,8 @@ html(lang= lang)
title
| #{title} | Misskey Docs
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165
src/docs/reversi-bot.ja.md Normal file
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@ -0,0 +1,165 @@
# MisskeyリバーシBotの開発
Misskeyのリバーシ機能に対応したBotの開発方法をここに記します。
1. `reversi`ストリームに以下のパラメータを付けて接続する:
* `i`: botアカウントのAPIキー
2. 対局への招待が来たら、ストリームから`invited`イベントが流れてくる
* イベントの中身に、`parent`という名前で対局へ誘ってきたユーザーの情報が含まれている
3. `reversi/match`へ、`user_id`として`parent`の`id`が含まれたリクエストを送信する
4. 上手くいくとゲーム情報が返ってくるので、`reversi-game`ストリームへ、以下のパラメータを付けて接続する:
* `i`: botアカウントのAPIキー
* `game`: `game`の`id`
5. この間、相手がゲームの設定を変更するとその都度`update-settings`イベントが流れてくるので、必要であれば何かしらの処理を行う
6. 設定に満足したら、`{ type: 'accept' }`メッセージをストリームに送信する
7. ゲームが開始すると、`started`イベントが流れてくる
* イベントの中身にはゲーム情報が含まれている
8. 石を打つには、ストリームに`{ type: 'set', pos: <位置> }`を送信する(位置の計算方法は後述)
9. 相手または自分が石を打つと、ストリームから`set`イベントが流れてくる
* `color`として石の色が含まれている
* `pos`として位置情報が含まれている
## 位置の計算法
8x8のマップを考える場合、各マスの位置(Posと呼びます)は次のようになっています:
```
+--+--+--+--+--+--+--+--+
| 0| 1| 2| 3| 4| 5| 6| 7|
+--+--+--+--+--+--+--+--+
| 8| 9|10|11|12|13|14|15|
+--+--+--+--+--+--+--+--+
|16|17|18|19|20|21|22|23|
...
```
### X,Y座標 から Pos に変換する
```
pos = x + (y * mapWidth)
```
`mapWidth`は、ゲーム情報の`settings.map`から、次のようにして計算できます:
```
mapWidth = settings.map[0].length
```
### Pos から X,Y座標 に変換する
```
x = pos % mapWidth
y = Math.floor(pos / mapWidth)
```
## マップ情報
マップ情報は、ゲーム情報の`settings.map`に入っています。
文字列の配列になっており、ひとつひとつの文字がマス情報を表しています。
それをもとにマップのデザインを知る事が出来ます:
* `(スペース)` ... マス無し
* `-` ... マス
* `b` ... 初期配置される黒石
* `w` ... 初期配置される白石
例えば、4*4の次のような単純なマップがあるとします:
```text
+---+---+---+---+
| | | | |
+---+---+---+---+
| | ○ | ● | |
+---+---+---+---+
| | ● | ○ | |
+---+---+---+---+
| | | | |
+---+---+---+---+
```
この場合、マップデータはこのようになります:
```javascript
['----', '-wb-', '-bw-', '----']
```
## ユーザーにフォームを提示して対話可能Botを作成する
ユーザーとのコミュニケーションを行うため、ゲームの設定画面でユーザーにフォームを提示することができます。
例えば、Botの強さをユーザーが設定できるようにする、といったシナリオが考えられます。
フォームを提示するには、`reversi-game`ストリームに次のメッセージを送信します:
```javascript
{
type: 'init-form',
body: [フォームコントロールの配列]
}
```
フォームコントロールの配列については今から説明します。
フォームコントロールは、次のようなオブジェクトです:
```javascript
{
id: 'button1',
type: 'button',
label: 'Enable hoge',
value: false
}
```
`id` ... コントロールのID。
`type` ... コントロールの種類。後述します。
`label` ... コントロールと一緒に表記するテキスト。
`value` ... コントロールのデフォルト値。
### フォームの操作を受け取る
ユーザーがフォームを操作すると、ストリームから`update-form`イベントが流れてきます。
イベントの中身には、コントロールのIDと、ユーザーが設定した値が含まれています。
例えば、上で示したボタンをユーザーがオンにしたとすると、次のイベントが流れてきます:
```javascript
{
id: 'button1',
value: true
}
```
### フォームコントロールの種類
#### ボタン
type: `button`
ボタンを表示します。何かの機能をオン/オフさせたい場合に有用です。
##### プロパティ
`desc` ... ボタンの詳細な説明。
#### ラジオボタン
type: `radio`
ラジオボタンを表示します。選択肢を提示するのに有用です。例えば、Botの強さを設定させるなどです。
##### プロパティ
`items` ... ラジオボタンの選択肢。例:
```javascript
items: [{
label: '弱',
value: 1
}, {
label: '中',
value: 2
}, {
label: '強',
value: 3
}]
```
#### テキストボックス
type: `textbox`
テキストボックスを表示します。ユーザーになにか入力させる一般的な用途に利用できます。
## ユーザーにメッセージを表示する
設定画面でユーザーと対話する、フォーム以外のもうひとつの方法がこれです。ユーザーになにかメッセージを表示することができます。
例えば、ユーザーがBotの対応していないモードやマップを選択したとき、警告を表示するなどです。
メッセージを表示するには、次のメッセージをストリームに送信します:
```javascript
{
type: 'message',
body: {
text: 'メッセージ内容',
type: 'メッセージの種類'
}
}
```
メッセージの種類: `success`, `info`, `warning`, `error`

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@ -110,10 +110,9 @@ table
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code
display inline-block
padding 8px 10px
padding 4px 8px
font-family Consolas, 'Courier New', Courier, Monaco, monospace
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//color #295c92
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@ -122,3 +121,4 @@ pre
> code
display block
padding 16px

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@ -5,6 +5,7 @@
import * as fs from 'fs';
import * as path from 'path';
import * as showdown from 'showdown';
import 'showdown-highlightjs-extension';
import ms = require('ms');
import * as Router from 'koa-router';
import * as send from 'koa-send';
@ -220,7 +221,7 @@ router.get('/*/*', async ctx => {
const conv = new showdown.Converter({
tables: true,
extensions: ['urlExtension', 'apiUrlExtension']
extensions: ['urlExtension', 'apiUrlExtension', 'highlightjs']
});
const md = fs.readFileSync(`${__dirname}/../../../src/docs/${doc}.${lang}.md`, 'utf8');